みなさんは、「リポーター」と「レポーター」、それぞれどのように使い分けられているのかご存知ですか?
TVなどで見かける、現場から中継を行なう人のことを「リポーター」と呼ぶのに対し、グルメリポートを行なうことには対しては「食レポ」と言ったり・・・。
また、学校などでは「レポートの提出」と言い、「リポートの提出」とはあまり言いませんよね。
あれ、この場面で使うのは【リポート】だっけ?【レポート】だっけ?という場面に、みなさんもよく遭遇するのではないでしょうか。
一体この2つの言葉に、意味の違いや使いわけの方法はあるのか調べてみました。
リポーター】と【レポーター】、この2つの言葉の意味の違いは、結論から言うとありません。
ではなぜ、同じ意味で2つの言葉、言い方が存在するのでしょうか。
リポーターもレポーターも、 英語表記にするとどちらも【Reporter】 となります。日本語で読んだときに【リポーター】【レポーター】どちらでも読むことが出来るのです。
昔は【レポート】【レポーター】という表記や読み方が一般的であるとされ、テレビや記事などでも多く使われていました。
しかし1980年代ごろから、英語の発音により近い【リポ―ト】【リポーター】の方へ改める方針が出たため、今ではテレビやラジオ、雑誌などでは 【リポート】【リポーター】で統一されるように なりました。
しかし未だに、学校で提出する書類が【レポート】と呼ばれたり、グルメリポートを略して【食レポ】と呼んだりするのは、昔の名残や従来の表記がそのまま使われているためです。
以上のようにリポーターとレポーターに、意味の違いは特にありません。しかし日本では、
学校や職場での報告書や提出書類は【レポート】テレビやラジオのインタビューや現場報告は【リポ―ト】【リポーター】
という区別をされているイメージが定着しているようです。
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